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翌日、私は朝から蘭と二人で定山渓温泉を訪れていた

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" 翌日、私は朝から蘭と二人で定山渓温泉を訪れていた。定山渓温泉は、道内では有名な温泉地だ。

流れる源泉の質は良く、札幌市内だということもあり近場のドライブには最適だ。本当は札幌市内のスーパー銭湯に行くつもりだったけれど、朝から受付に行列が出来ていたため、予定を変更したのだ。

「夜勤明けに温泉とか最高だわ。疲れが一気に取れる気がする」「定山渓まで来て良かったよね。意外と混んでないし」露天風呂に浸かりながら、外の風景を楽しむ。このホテルには、子宮內膜異位症經痛 岩盤浴やエステ、ランチビュッフェなど楽しめる要素が沢山ある。スーパー銭湯よりは少し値段も張るけれど、たまにはこんな贅沢もいいだろう。「今日はフルコースだね。私、後でビール飲んでもいい?」「いいよ。私の分もたっぷり飲んで」ちなみに今日は私の車でここまで来ているため、私はお酒は飲めない。「ビュッフェ食べ過ぎないようにしなきゃなぁ。最近ストレスで甘いものばっかり食べてるから、太ってきたんだよね」「蘭は元々が細いんだから、少し肉つけた方がいいって」「ヤダ、絶対太りたくない!依織はいつ見ても抜群のスタイルだよね」すると、私の体を凝視していた蘭が、急に私の鎖骨辺りに触れてきた。"" 「ねぇ、ここどうしたの?赤くなってるけど」蘭が指で触れた箇所は鎖骨の下辺りで、確かに赤い痣のようなものが残っている。でも、どこかにぶつけた記憶はない。「本当だ……どうしたんだろ」「ていうか、これ、まさかキスマーク?」蘭にキスマークだと言われた瞬間、甲斐と過ごしたあの夜のことが思い出され、私は慌ててその赤い痣を手で隠した。でもその行動が、逆に蘭には怪しく映ってしまったようだった。「え、マジでキスマークなの?相手、誰?あんたまさか、元カレとヨリ戻したとか?」「そ、そんなわけないでしょ!これは遥希じゃなくて……!」甲斐の唇が、私の肌に強く吸い付く。甲斐に抱かれている間、何度か肌を吸われる小さな痛みを感じた。この鎖骨のキスマークは、甲斐が付けたもので間違いない。でもそれを、蘭に打ち明けてもいいのだろうか。「まさか、この間甲斐と二人で飲んだときに、勢いでヤっちゃったとか?」「……」私はどうしてこういうとき、上手に嘘がつけないのだろう。沈黙は、肯定と見なされる。最初はふざけ半分で私を茶化していた蘭も、黙る私の姿を見て驚きのあまり声を上げた。"" 「えー!ウソ、本当に!?あんたたち、ついに結ばれたんだ!」「結ばれたって言い方やめてよ」「だから私は前から言ってたじゃん!あんたと甲斐はお似合いだって!甲斐のヤツ、我慢の限界だったんだろうね」「いや、だから……」「で、どうだったの?甲斐との身体の相性は良かった?」身体の相性は、正直言って最高だった。でも、蘭にあの日の夜のことを話すのはやっぱり恥ずかしい。「あのね、蘭。勘違いしてるみたいだから言っておくけど、私と甲斐は別に付き合ってるとかじゃないから」「は?付き合い始めたんじゃないの?じゃあ付き合ってないなら、セフレってこと?」「セフレでもないんだけど……」今の私と甲斐の関係は、どう表現するのが正しいのだろう。以前なら、何の曇りもなく『親友』だと胸を張って言えた。でも今は、堂々と親友とは言えない。それなのに、セフレは否定したいなんて……都合が良すぎるだろうか。「何で付き合わないの?別に身体の関係から始まったっていいじゃん」「違うの。あの日、実はいろいろあって……」私は蘭に、甲斐と身体の関係を持ってしまったあの日、遥希が私の家を訪れ軽い修羅場になったことを簡潔に伝えた。"

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